英語の勉強も兼ねて憧れの(?)海外記事の日本語化(翻訳とは言えないレベル)に挑戦。
もちろん当方英語素人です。普段は海外記事はCFBのスタン記事を流し読みするくらい。

CFBの本記事 http://www.channelfireball.com/articles/devotion-after-khans-of-tarkir/
より、前がきと緑信心に関する部分のみ日本語化(リンク貼り方わからん・・・)。

■多色環境と信心について
多色環境であるタルキールでこれまでの信心デッキが得られるパーツは少ない。
しかし、ある意味ではそこがポイントとなる。

昔からマジック界隈で多色環境のについてよく言われることがある。
「主流が三色なら二色デッキを、主流が二色なら単色を使え。」
まとまりがあって、滑らかな動きをするデッキ構築が多色環境では大きなアドバンテージとなる。

この理論はアグレッシブな戦略で、多色マナでガチャつく相手を咎めるという指針から唱えられていた。しかし、アグロデッキ以外にもこの視点を持ってもいいはずだ。
昨今のパワフルなスタン環境では、
――対戦相手が立ち上がりにバタついてる間に自分の盤面を作ってしまう
って指針でも勝利を呼び込むことができる。
しかもこれから登場するであろうアグロデッキは、相手のタップインランドやペインランドを咎めて轢き殺すという戦術のものだ。シンプルなマナベースを取ればアグロに対して「最硬」のデッキが作れる。

マナベースの問題を差し置いても《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》や《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade(KTK)》といった強力な多色生物を使ったミッドレンジの使用を誰もが考えるだろう。
また、啓示と評決は去りそれらに代わるものはこの世界で見つかっていない。
地力と継戦力で対クリーチャーデッキに優位に立てる信心デッキこそが次期スタンダードの最適解となるだろう。


■ブロック構築と次期スタンの信心の違いについて
皮肉なことにテーロスブロック構築のプロツアーで信心デッキがトップに残ることはなかった。
この理由としては
①ブロック構築の狭いカードプールでは十分な信心戦術のパーツが足りない。
②トップメタである、黒除去コンと青白ヒロイックという二つの癌。
が考えられる。

これをふまえて、
タルキールとM15から優秀なパーツを得るミッドレンジが主流となるであろう次期スタン

にこそ信心が輝くチャンスがある。


さらにブロック構築には無いマナ基盤の豊富さも重要だ。微妙にタッチされた2色目のカードが信心デッキの動きを最適化する。
赤信心の《岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks(THS)》や
緑信心の《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler(THS)》みたいに。


■緑信心について
緑信心はローテーションによって失うパーツがほぼ無いため非常に魅力的なアーキタイプだ。

このデッキがブロック構築で結果を残せなかったのは《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M14)》の不在によるところが大きい。次スタンではエルフだけでなく、《起源のハイドラ/Genesis Hydra(M15)》や《召喚の調べ/Chord of Calling(M15)》といったロングゲーム用のカードや、多彩なプレインズウォーカーたちも選択肢に加えることができる。

以下は私が旧スタンで使っていた起源のハイドラ信心の純粋移行バージョン。

Lands 24
4 x Temple of Abandon
4 x Wooded Foothills
2 x Mountain
1 x Rugged Highlands
4 x Nykthos, Shrine to Nyx
6 x Forest
3 x Windswept Heath

Creatures 27
4 x Elvish Mystic
4 x Voyaging Satyr
3 x Sylvan Caryatid
4 x Courser of Kruphix
4 x Polukranos, World Eater
2 x Nylea, God of the Hunt
2 x Arbor Colossus
4 x Genesis Hydra

Noncreature Spells 9
3 x Xenagos, the Reveler
2 x Chandra, Pyromaster
2 x Nissa, Worldwaker
2 x Sarkhan, Dragonspeaker


このデッキはギルドランドと、ドムリ、獣の統率者、ガラクを失う。
フェッチのために山が2枚必要なことと、ドムリがいなくなる事から、24枚目の土地が若干の回りの良さをもたらすと感じている。

《獣の統率者、ガラク/Garruk, Caller of Beasts(M14)》の後釜をどうするかは非常に考えさせられる。
これまでは、ガラクを一たび引いてしまえば残りのゲームの息切れを心配する必要は無くなってしまっていた。ローテーション後に同じ役割を担えそうなカードは見つかっていない。これを代替する試みとして、強力なプレインズウォーカー群を搭載してみた。しかし、正直、ガラクが恋しくなるときはあるだろう。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索